大和鋼業 3つの強み


大和鋼業の誇る3つの特長をご紹介します



1 優れた技術力で、業界をリード

戦争直後の最新鋭シャーリングマシン導入にはじまり、70年代にNC溶断機、80年代にはCADシステム、90年代にはレーザー加工機とコンピューターを活用した生産管理システムなど、大和鋼業は積極的に、より良い製品を生み出すための環境の整備に注力してきました。

しかし、単に高価な機械や設備を導入するだけで、大和鋼業が得意とする多品種少量生産や、多くの工程を要する複合加工品への対応は実現できません。それらを効率的に、高いレベルで使いこなす「人」が不可欠なのです。従って、製造に携わる「職人」の育成にも励んできました。



1925年、造船所などで技術を身に付けた職人たちが集まって創業された大和鋼業では、以降連綿と「職人」としての気概や技術が受け継がれてきました。熟達した先輩社員が後輩たちに技術指導する姿は、珍しいものではありません。長い時間をかけて錬成される職人の技は、ときにロボットですら困難とされる加工を可能にしています。

こうして整備された製造環境と職人の技によって、大和鋼業は「技術に優れた鋼板加工会社」としての地位を確固としたものにしています。



2 幅広い取引先で活用される製品群

大和鋼業の製品は、大きく分けて「切板」(正確に採寸・切断された鋼板)と、「製罐加工品」(指定された形状に組み上げられた金属加工品)になります。

建設機械などの材料となる切板はもちろん、さまざまな形状の鋼板に、穴をあけたり溶接を施した加工品の用途は、多岐にわたります。



例えば、パワーショベルのバケットと呼ばれる部分。大和鋼業では、材料となる鋼板を切断、さまざまな処理を行ってパーツを作製。そうしてできあがった複雑な形状のパーツを組み合わせて、このバケットを完成させます。

また、電車の台車部分や発電所で用いられる大型の部品など、大和鋼業の製品は、目立つことはないけれど、人々の生活基盤に密着して活用されています。



3 鉄にこだわり続けて90余年の歴史

1925年、第一次世界大戦や関東大震災といった歴史のうねりのなか、「切板の元祖」とも言われる店で奉公を積んだ津井田清一郎が25歳の若さで一念発起して開業した「津井田鉄店」が、現在の大和鋼業の始まりでした。そして第二次世界大戦以後、大和鋼業株式会社として法人化。戦後の高度経済成長期から現在に至るまで、激動、変転する情勢のなか、文字通り社会の骨格となる「鉄」にこだわり続けて90余年の時を重ねてきました。

人々の生活をより豊かに、安全なものにする「鉄」を、これからも大和鋼業は提供し続けていきたいと思い、さらなる発展と進化に邁進しています。